部位別の費用

カーポートの費用はいくら?1台用15万円〜、台数別の相場と見積もりの4層

この記事のポイント

  • カーポートの費用は、工事費込みで1台用15万円程度〜、2台用29万円程度〜、3台用55万円程度〜が目安です(販売店の公開相場)。
  • 見積もりの金額は「定価」「実際の売値」「工事費」「追加費用」の4層でできています。商品名がわかれば、定価と比べられます。
  • 上のグレードの商品は、1台用でも定価が40万〜60万円台です(LIXIL カーポートSW・ST・SCの例、税別)。
  • カーポートは屋根があるので原則として建築物に当たり、地域や規模によって建築確認の手続きが必要です。
カーポートの費用の目安(1台用・工事費込み)15万円〜出典:生活堂「カーポートの相場」(販売店の公開価格) 確認:2026.10.23

カーポートの費用は、工事費込みで1台用15万円程度〜、2台用29万円程度〜、3台用55万円程度〜が目安です。これは工事込みで販売している店が公開している相場の下限で、選ぶ商品やサイズ、敷地の状況で上がります。見積もりを比べるときは、金額を「定価」「実際の売値」「工事費」「追加費用」の4つに分けて見るのが近道です。

カーポートの費用相場は台数でいくら?

カーポートの費用は、台数が増えるほど高くなります。販売店が公開している相場は次のとおりです。

台数本体(売値)工事費合計の目安
1台用11万円〜4万円〜15万円程度〜
2台用22万円〜7万円〜29万円程度〜
3台用44万円〜11万円〜55万円程度〜

出典:生活堂「カーポートの相場」(税込・基準工事込み。2026年10月23日に確認)

この相場は下限です。上限がないのは、商品のグレードによって金額の幅が大きいためです。

見積もりの金額は4つの層でできている

カーポートのようなメーカー品は、商品ごとに定価(メーカー希望小売価格)が決まっています。見積もりの金額は、次の4つの層を足したものです。

  1. 定価:メーカーが決めた本体の価格。工事費は含みません。
  2. 実際の売値:定価から値引きされた、本体の販売価格。
  3. 工事費:組み立て・柱の基礎・設置の費用。
  4. 追加費用:残土の処分、土間コンクリートのハツリ(はつり:削って穴をあけること)、屋根の切り詰めなど、現地の状況で増える費用。

見積書に商品名と品番が書かれていれば、①の定価を調べて、②の売値がどれくらい下がっているかを確かめられます。③と④が「一式」とだけ書かれている場合は、内訳を聞いてみてください。

例:LIXIL ネスカR 1台用の場合

層金額
① 定価(24-50型・ポリカーボネート屋根・標準柱)31万750円
②+③ 工事費込みのセット価格(ある販売店の掲載)14万2,000円

出典:生活堂「LIXIL ネスカR 1台用」商品ページ(いずれも税込。2026年10月23日に確認)

このように、定価と工事込みの売値には大きな差があることがあります。工事込みの価格は店によって違うので、同じ商品・同じサイズ(型)で2〜3社の見積もりを取って比べてください。

グレードの高いカーポートの定価は?

雪や風に強い商品、屋根が折板(せっぱん:金属の板)の商品、デザイン性の高い商品は、1台用でも定価が高くなります。LIXILが2021年に発表した商品の定価は次のとおりです。

商品(1台用)仕様定価(税別)
カーポートSW1500タイプ・30-55型・ロング柱2541万6,400円
カーポートST3000タイプ・30-55型・ロング柱2547万9,400円
カーポートSC27-50型・標準柱H22・木調色63万400円

出典:Car Watch「LIXIL、台風や大雪や紫外線から愛車を守る駐車場用屋根『カーポート』」(LIXIL発表、2021年3月16日。2026年10月23日に確認)。発表時点の価格です。今の定価は、見積もりの品番をもとにLIXILのカタログで確認してください

カーポートの追加費用になりやすいもの

販売店の案内では、次のようなものが追加費用になるとされています。金額は現地の状況で決まるため、見積もりの段階で確認しておきましょう。

  • オプション(サイドパネル、照明など)
  • 柱の穴を掘ったときに出る残土の処分
  • 既存のコンクリートのハツリ
  • 屋根の切り詰め加工

カーポートに建築確認申請は必要?

屋根のあるカーポートは、ホームセンターで買える既製品でも、原則として建築物として扱われます。設置は「増築」に当たり、地域や規模によって建築確認の手続きが必要です。防火地域・準防火地域では、10㎡以内の増築でも手続きが必要な場合があります。

比較サイトでは、建築確認申請を業者に代行してもらう手数料は10万〜20万円とされています(同じページのガレージの費用表では8万〜20万円。比較ビズ、2025年1月28日更新。比較サイトの公開相場。2026年10月23日に確認)。実際の費用は業者や地域で変わります。見積もりに確認申請の費用が入っているか、入っていない場合は誰が手続きをするのかを、契約前に確認してください。

出典:神戸市「建物に関する身近なルール」(2026年4月1日更新)。お住まいの市の建築指導の窓口でも確認できます

見積もりを比べるときのポイント

  • 見積書にメーカー名・商品名・サイズ(型)が書かれているか
  • 本体と工事費が分かれているか
  • 追加費用が「一式」になっていないか
  • 建築確認の手続きと費用が含まれているか

手元の見積もりがあれば、見積書チェックで相場の幅と比べられます。土間コンクリートやフェンスも含めた合計は、費用シミュレーターで確かめてください。

よくある質問

カーポートの工事費だけだといくらですか?

販売店の公開相場では、基準の工事費は1台用4万円〜、2台用7万円〜、3台用11万円〜です。残土の処分やコンクリートのハツリ(はつり)、屋根の切り詰めなどは追加費用になります。

カーポートの定価から、どれくらい安くなりますか?

商品と店によって違います。例として、LIXIL ネスカR 1台用(24-50型・ポリカーボネート屋根・標準柱)は、メーカー希望小売価格31万750円(税込)に対し、工事費込みのセット価格で14万2,000円(税込)と掲載している販売店があります。

カーポートに建築確認申請は必要ですか?

屋根のあるカーポートは、原則として建築物として扱われます。設置は増築に当たり、地域や規模によって建築確認の手続きが必要になります。防火地域・準防火地域では10㎡以内でも必要な場合があります。設置する前に、施工する業者か建築士、市の建築指導の窓口に確認してください。

2台用と1台用を2つでは、どちらが安いですか?

販売店の公開相場では、1台用が15万円程度〜、2台用が29万円程度〜で、下限どうしではほぼ同じです。実際は商品・サイズ・柱の本数・敷地の形で変わるので、両方の見積もりを取って比べてください。

参考にした情報

価格や補助金の条件は変わることがあります。最新の情報は、メーカー・販売店・自治体の公式ページでご確認ください。

この記事の更新履歴

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次に数字を見直す予定:2027年4月ごろ

数字の誤りや古い情報にお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。

この記事を書いた人

外構ドウスル? 編集部

メーカーの公表価格、販売店・比較サイトの公開相場、自治体の補助金の公式情報を確認しながら、外構工事の費用を整理しています。金額には出典と確認日を書き、定期的に見直します。