部位別の費用

雨水タンクの費用はいくら?本体1.5万円〜、設置作業8,000円〜(本体別)と市の補助金

この記事のポイント

  • 雨水タンクの本体は、110Lで1万5,250円、200〜250Lで4万500〜13万4,000円、1,000Lで18万円の例があります(税別・本体のみ。世田谷区が公開している事業者・製品一覧、2024年10月1日現在)。
  • 業者に設置を頼むと、中型(151〜300L)の設置作業のみで1基8,000円〜が目安です(本体代は別。見積もりサイトの公開料金)。
  • 横浜市・練馬区・八王子市・和泉市などは、本体価格の2分の1(上限2万〜3万円)を補助しています。武蔵野市は本体と設置費(税抜)の4分の3(上限4万〜6万円)です。
  • 購入前に申請しないと対象外になる市(練馬区・豊田市・岡崎市)と、購入後に申請する市(横浜市・川口市・和泉市など)があります。さいたま市の補助要綱は2026年3月31日付で廃止されています。
雨水タンクの費用の目安(1基の設置作業のみ(中型151〜300L・本体代別))8,000円〜出典:ミツモア「雨水タンク設置」(中型151〜300L・本体代別、掲載業者の料金)(比較サイトの公開相場) 確認:2026.10.23

雨水タンクの費用は、本体が1基1万5,250円〜(110L・税別)が目安です。200〜250Lの家庭用で4万500〜13万4,000円、1,000Lの大型で18万円の例があります(税別・本体のみ。世田谷区が公開している事業者・製品一覧)。業者に設置を頼む場合、中型(151〜300L)の設置作業のみで1基8,000円〜です(本体代は別。見積もりサイトの公開料金)。多くの市が本体価格の半額前後を補助しているので、買う前に住んでいる市の条件を確認してください。

雨水タンクの本体はいくら?

世田谷区が、区内で雨水タンクを扱う事業者から集めた製品と価格を公開しています。メーカーや販売代理店が出した価格で、どれも本体の価格(設置工事費は含まない)です。

メーカー(代理店)製品容量本体価格税
コダマ樹脂工業(鈑金工業)ホームダム RWT-110(架台なし)110L1万5,250円税別
コダマ樹脂工業(鈑金工業)ホームダム RWT-250250L4万500円税別
ケイミュー(安斎商店)雨ためま専科110(本体+接続キット)110L4万7,740円税別
シップスレインワールドウィリアム120HL120L5万5,800円税込
シップスレインワールドウィリアム240HL240L6万7,500円税込
サンエービルドシステムミニダムAタイプ(架台含む)200L7万8,000円税別
ケイミュー(安斎商店)レインセラー200(本体+接続キット)200L10万7,340円税別
トーテツプラスガーデンオアシス GO-Ⅱ-200200L13万4,000円税別
トーテツプラスレインボックス1,000L18万円税別

出典:世田谷区「参考資料 雨水タンク取り扱い事業者・製品情報」(令和6年10月1日現在。自治体が公開した事業者の価格。2026年10月24日に確認)。設置費はどの製品も「要問合せ」で、送料は製品によって本体に含む・別途に分かれます

同じ一覧には、雨水浸透ます付きのタンク(三甲「雨水タンク200L」12万4,000円・税別など)や、ポンプ付きの大型(川本製作所「カワ太郎」300Lで45万2,000円・税別)も載っています。同じ200L前後でも、樹脂の円筒形と、デザイン性の高いもの・架台つきのもので価格が3倍ほど違います。

設置を業者に頼むといくら?

見積もりサイトのミツモアには、雨水タンクの設置(中型151〜300L・本体代別)の料金を出している業者が並んでいます。

項目料金
ページに書かれた相場(設置作業のみ・本体代は別)1つ8,000円〜
掲載業者の料金の幅(20社・設置作業のみ)8,000〜1万2,000円

出典:ミツモア「雨水タンク設置」(中型151〜300L、本体代別。見積もりサイトの公開料金。2026年10月24日に確認)。8,000〜1万2,000円は掲載業者の料金を並べた幅で、サイトの公式な相場ではありません

これは雨どいにつなぐ設置作業の料金で、タンク本体は別です。世田谷区の一覧で設置費まで載っていたのは、サンエービルドシステム「ミニダムAタイプ」の自然循環方式(10万6,800円。税込・税別の記載なし)だけでした。大型タンクやポンプ付き、地面を掘る浸透ます付きは、見積もりで確認してください。

雨水タンクの補助金は市でいくら?

雨水タンクの補助は、市によって金額・計算のしかた・申請の順番がまったく違います。外構ドウスル?が扱う22市のうち、公式ページで金額と条件を確認できた市です。

市補助額上限主な条件申請の順番
練馬区本体価格(税込)の2分の12万5,000円敷地の所有権・借地権がある個人。敷地500㎡未満など。タンクだけの助成は雨水浸透施設の設置が難しい場合製品の購入前に相談・申請(事後申請は対象外)
武蔵野市本体価格×4分の3+設置費×4分の3(どちらも税抜で計算)150L未満4万円、150L以上6万円(設置費の限度額1万4,000円)既製品の雨水タンク設置した年度内(3月20日ごろまで)に申請
八王子市本体購入価格の2分の12万5,000円市販の雨水タンク。設置工事費・送料・オプションは除く。予算がなくなると年度途中で終了購入・設置後に申請(2027年3月31日まで)
横浜市購入価格(税込)の2分の12万円100L以上・密閉構造の既製品。建築物の所有者。設置費・送料は対象外購入後に申請(2026年度は2027年2月26日まで)
川口市設置費の2分の1市内業者2万4,000円、市外業者2万円申請者が住んでいる市内の住宅設置後、領収書と写真をつけて申請
豊田市設置経費の2分の1100〜300L未満3万円、300〜1,000L未満5万円、1,000L以上6万円雨水を一時的にためるタンク購入・工事の前に申請
和泉市購入価格(税込・設置工事費を除く)の2分の13万円80L以上の専用製品。自ら住む住宅。2026年1月1日〜12月31日に購入・設置設置後に申請(2026年6月1日〜2027年2月1日、先着順)

出典:各市の公式ページ・要綱(自治体。練馬区2026年4月1日更新、武蔵野市2026年4月16日掲載、八王子市 令和8年度の制度ページとリーフレット、横浜市2026年4月1日更新、川口市2026年4月28日更新、豊田市2026年5月7日更新、和泉市 令和8年度応募要領。2026年10月24日に確認)

  • 八王子市:令和8年度の制度ページに「受付終了」の表示はありませんでした(2026年10月24日時点)。予算の範囲内の補助で年度途中で終わることがあるため、申請前に市の下水道課(042-656-2283)に確認してください。

このほか、岡崎市(タンク本体と集排水用管の材料費が対象。工事・材料購入は交付決定後)にも制度がありますが、補助額は確認できたページに載っていなかったため、表に入れていません。千葉市・船橋市・一宮市にも雨水タンクの補助制度のページがありますが、今年度の金額と条件を公式ページで確かめられなかったため、表から外しています。市に直接確認してください。さいたま市は2026年3月31日に雨水貯留タンク設置補助金の要綱を廃止する告示を出しています。名古屋市は、上下水道局の助成制度のページを開けず、金額を確かめられませんでした。

市ごとのほかの補助金は補助金の一覧にまとめています。

本体4万円のタンクなら補助はいくら?

本体4万円(税込)のタンクを自分で置き、設置工事を頼まない場合で計算した例です。

市計算補助額の目安
横浜市4万円×2分の1=2万円(上限2万円)2万円
練馬区4万円×2分の1=2万円(上限2万5,000円)2万円
和泉市4万円×2分の1=2万円(上限3万円)2万円
武蔵野市税抜3万6,363円×4分の3=2万7,272円→千円未満切り捨て(150L以上なら上限6万円)2万7,000円

出典:各市の公式ページの補助率・上限から計算(2026年10月24日に確認)。武蔵野市は消費税を除いた額で計算します。実際の額は、市が端数の切り捨てや対象外の費用(送料・ポイント利用分など)を除いて決めます

雨水タンクはDIYで付けられる?

家庭用の小型タンクは、雨どいを切って集水器(取水部品)をつなぎ、タンクを架台に載せる作りのものが多く、DIYで付ける人もいます。ただし、補助金を使う場合は次の点に気をつけてください。

  • 購入前に申請が必要な市(練馬区・豊田市・岡崎市)では、先に買うと対象外になります。
  • 横浜市・八王子市・和泉市は、設置工事費は補助の対象外です。武蔵野市・川口市・豊田市は設置費も計算に入ります。
  • 申請には、領収書の写しと設置後の写真が必要な市が多いので、設置前と設置後の写真を撮っておきます。

見積もりで確認すること

  • タンクのメーカー・製品名・容量(L)と、本体価格・接続キット・架台が別か
  • 雨どいの加工(集水器の取り付け)と、雨どいが塩ビか金属か
  • 置く場所の地面(土・砂利・コンクリート)と、転倒防止の固定方法
  • 送料と、古いタンクの処分費
  • 補助金の申請に使える領収書(品名・容量・本体と工事の内訳)を出してもらえるか

手元の見積もりがあれば、見積書チェックで項目の抜けを確かめられます。庭全体の外構費用は費用シミュレーターで計算できます。

よくある質問

雨水タンクの設置費用はいくらですか?

本体は110Lで1万5,250円、200〜250Lで4万500〜13万4,000円の例があります(税別、世田谷区の事業者一覧)。業者の設置作業のみで、中型(151〜300L)1基8,000円〜です(本体代は別、ミツモアの公開料金)。雨どいの加工や架台の有無で変わるので、見積もりで確認してください。

雨水タンクの補助金はいくらもらえますか?

市によって違います。横浜市は購入価格(税込)の2分の1で上限2万円、練馬区は本体価格(税込)の2分の1で上限2万5,000円、和泉市は購入価格(税込)の2分の1で上限3万円、武蔵野市は本体と設置費(税抜)の4分の3で上限4万〜6万円です(各市の公式ページ)。

雨水タンクは買ってから補助金を申請してもいいですか?

市によって逆です。練馬区・豊田市・岡崎市は、購入や工事の前に申請し、交付決定を受けてから買う決まりです。横浜市・川口市・和泉市は、購入・設置したあとに領収書や写真をつけて申請します。

さいたま市に雨水タンクの補助金はありますか?

さいたま市は「さいたま市雨水貯留タンク設置補助金交付要綱を廃止する告示」(2026年3月31日、告示第580号)を出しています。今年度の扱いは市の環境対策課に確認してください。

参考にした情報

価格や補助金の条件は変わることがあります。最新の情報は、メーカー・販売店・自治体の公式ページでご確認ください。

この記事の更新履歴

  •  公開前に数字を出典と照合し、武蔵野市の計算例(税抜で計算するため3万円→2万7,000円)と八王子市の受付状況(受付終了の表示なし)を直し、今年度の金額・条件を公式ページで確認できなかった千葉市・船橋市・一宮市を補助金の表から外しました。
  •  公開しました(数字を出典と照合済み)。武蔵野市の計算例・八王子市の受付状況を直し、千葉市・船橋市・一宮市を表から外しています。
  •  下書きを作成しました。

次に数字を見直す予定:2027年4月ごろ

数字の誤りや古い情報にお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。

この記事を書いた人

外構ドウスル? 編集部

メーカーの公表価格、販売店・比較サイトの公開相場、自治体の補助金の公式情報を確認しながら、外構工事の費用を整理しています。金額には出典と確認日を書き、定期的に見直します。

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